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介護の処遇改善加算って何なの?自分の給料が上がるのかどうか調べてみた

皆さんごきげんよう。

介護職は常日頃から「低賃金重労働」が問題となっていますね。

確かに介護職の現実は厳しい!…ですが。生きていくために嘆いている暇はありません。

今回は、皆さんにちょっとした転職のコツをご紹介します。キーワードは、「介護職員処遇改善加算」です。

まずは今回ご紹介する処遇改善加算とは何者か、なんの役に立つのかからご説明しましょう。

処遇改善加算は皆さんの給料に追加される「国からのボーナス」です!

まず知ってほしいのは、処遇改善加算は「皆さんの給料を上げるシステム」だということです。

厚生労働省が出している、『「介護職員処遇改善加算」のご案内』には”介護職員の安定的な処遇改善を図るための環境整備とともに、介護職員の賃?改善に充てることを目的に創設された加算です。 ”と記されています。

つまり

①施設へのご褒美を出すので労働環境を施設に国から要求すること

②そういう施設に勤めている皆さんにも労働環境改善の第一歩として国からボーナスを出すことが目的だというのです。

いい施設には国からボーナスが出て、ボーナスが出る施設は余裕ができるのでより労働環境改善に努めることができる、労働環境が改善された施設は、また国からボーナスが出る…こういうシステムです。

どうやったらもらえるの?

処遇改善加算は、他にも多数ある加算請求と同様に「申請」が必要です。

「申請」するのは施設です。皆さんではありません。

現場職員のみなさんとしては、受身の姿勢でいつのまにか来るという形になりますが、逆に言えば「その施設に勤めていれば何もしなくてももらえる」ものということです。

その「処遇改善加算」っていつもらえるの?

「処遇改善加算」は、まず一定額が施設に国から支給されます。

その後の処理は大きく2種類に分かれますが、詳細については施設に任されています。

  1. ボーナスにあわせて2回に分けて支給される方式
  2. 各月の給料にあわせて分割で支払われる方式

たいていはこのどちらかにあわせて行われますが、これは決まりではありません。

こうするのが大体事務手続きとして処理しやすいだろうとのことで、こうなっている施設が多いということです。

注意点:処遇改善加算は介護職だけの特権です!

「介護職員処遇改善加算」の名前からわかるとおり、支給は介護施設にされますが、あくまでも支払われるのは「介護職員だけ」です。

介護施設に就職している「看護師」や「栄養士」、「清掃員」や「事務員」などにはこのボーナスはありません!

他の職種も実に厳しい状態ではあるのですが、国も「介護職の厳しさは比類できない」と認識していることがわかりますね。

いい転職先は「処遇改善加算」で選ぼう!

今の施設はもううんざりだ…でも転職先は星の数ほどある…次の施設はどこに行こう…知り合いもいないし、選べないよ…そんな方はいませんか?

そういう方にこそ、この「処遇改善加算」という視点から、転職先、現在の就業先を見直してみていただきたいのです。

その理由は、以下のとおりです。

「処遇改善加算」がされているのは「処遇が改善」されているから「加算」されているのです!

そのまんまかよ!!と、頭にきたらすみません。でも、これこそが重要なのです!

国は、この施設が「いい施設だ」と思ったからこそ、報酬を加算してくれているのです。

処遇改善加算に関しては、とくに「職員を手厚く扱っている」という点に目をつけて加算してくれているシステムです。

そうなんです。誰が選ぶわけじゃない、その施設が「うちの施設はいいところですよ!」と言い、国が「あなたのところはいい施設だね!」と証明してくれているのです。あなたが迷うまでもありません!

具体的に、「処遇改善加算」がされているのはどんな施設?

「処遇改善加算」には正確には5段階あり、それぞれ要件が違うのですが、たとえばもっとも高いレベルのキャリアパス要件1では「役職・職種がしっかり決まっていて、役職・職種を決めるための条件が決まっていて、役職・職種に適する仕事内容と賃金体系が決まっていて、それらすべてが就業規則として明記されている上に介護職員全員に周知されていること」

『介護職員処遇改善加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について』厚生労働省老健局長より

「処遇改善加算」がされているかどうかはどうやって調べればいい?

処遇改善加算は、よりよい施設を見極めるためのシステムとして機能しますので、都道府県や市町村の福祉課などに行って「見せて」と言えば見せてくれます。

…と言っても、なかなかいいづらいですよね。

私がおススメするのは、面接の際に「最後に何か聞きたいことはありませんか?」と聞かれたら聞いちゃうことです。

遅いと思われるかもしれませんが、一番確実な方法です。別のルートで情報を手に入れられるのであれば、それに越したことはありませんが…

その他は転職エージェントに登録しておけば、処遇改善加算についてもあなたの代わりに聞いてくれるので便利ですね。

今転職を考えている人にはおすすめですので登録してみて下さいね。

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平成29年度からはさらに「処遇改善加算」の重要度アップ!

今、私がこうして処遇改善加算の話をしているのには一つ理由があります。それは、平成29年度から、処遇改善加算が見直されることになったからです。

以下にその内容と、皆さんへの影響を解説します。

平成29年度から、加算がひと月1万円追加します!

ひと月1万円ですよみなさん。一年で12万円(相当)。

つまり、処遇改善加算を取れている施設と取れていない施設はなにもしていないのに年収12万円の差が出てくるということです。

これは明らかに加算がある施設に行くのが得ですね。

先に情報だけ出してしまったのですが、処遇改善加算には5段階があると言いました。28年度までは4段階でした。これが、その更に上に1段階増え、5段階になったのです。

目的はもちろん、「介護職員の環境改善」です。

条件は、「職員の昇給の仕組みがきちんとしていること」です。

処遇改善加算のある施設では、「昇給の仕組みがきちんとしていることが国から認められている」だけでなく、「年収12万円他の施設より収入がいい」ということになりますね。

最高レベルの処遇改善では3万7千円ももらえるってホント?

29年度から採用される5段階の最高レベルの加算はどれくらいもらえるのか、お教えしましょう。

平均的な介護施設(これがどれくらいを言うのかはわかりませんが…)は、かなり大部分5段階の3だそうです。3段階目の施設は、月額1万5千円が国からボーナスとして支給されています。

では最高レベルの施設はというと、《3万7千円》だそうです(平成29年度介護報酬改定の概要28年度以前は最高でも《2万7千円》だったことを考えると、条件は厳しくても1段階目の施設に行ってみたくなりますね!

まとめ

いかがだったでしょうか?ちょっと難しい話も入ってしまいました。

ですが、難しいだけに介護職の中でも知らない人も多い、得する情報です。

転職に迷っている方、「介護報酬加算」という視点から、自分の施設を見直してみませんか?

そして、よりよい施設でしっかりと収入を確保しましょう!