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介護の離職率高スギィ!気になる「皆が辞めちゃう本当の理由」トップ3

皆さんごきげんよう。

つらいことも、厳しいこともたくさんある介護職。

「もう耐えられません!」って思っていても、つい「今辞めると職場に迷惑がかかるからたいしたことない理由では辞められない…」なんて思ってしまうのが日本人の性だったりしませんか?(事実私もその一人だったりします)

今回は、私が職場で出会った人たちがどんなきっかけで辞めていったのか、ということについてお話したいと思います。

みなさんがさくっと今の仕事場を辞めて、よりよい環境へ転職できるきっかけになれたら幸いです!

実際どれくらいの人が辞めている?介護職の離職率のお話

まず気になるのは、実際介護職についている人がどれくらい辞めているのか、ということです。

日本人の性として、「他の人が辞めてないのに私だけ辞めるのはなんか忍びない…」という気持ち、持ってませんか?ありますよね!

まずは、そんな皆さんの不安を解消したいと思います。

介護職は、1年に30%の人が入れ替わっている!?

厚生労働省が毎年調査している、『雇用動向調査』というものの中に、産業別の入職・離職率という項目があります。

平成27年度(最新版)の調査によると、27年の1年間に、医療・福祉サービス事業者は入職率16%、退職率15%となっています。

つまり、職場に残っている職員は単純計算70%強ほどということです。

70%の人が残るということは、次の年には70%×70%で49%……介護職で同じ職場に2年間残る人は半分もいない!ということになります。

これはかなり回転率が高く感じませんか?

もちろん、これは数字を単純化して、あくまでも概算にすぎないのではありますが、みなさんのきもちがだいぶ動き始めていることと思います。

介護職に「氷河期」などない!

世間は就職氷河期だとか、失業率が高いだとか、いろんなことで不況をあおっていますね?

ですがみなさん、安心して下さい。介護職は違います。

介護施設は常に人手を欲しています。より多くの人員を確保するため、各施設が必死になって広告を出しています。

介護職は、ただ作業を回すだけなら人手不足にはならないのですが、人間を相手にするという性質上常にゴールのない向上心をもっていなければなりません。

よりよいサービスを行うためには、やはりより多くの手があって、職員の心に余裕があることが大切です。

離れて行ってほしくもないし、入ってきてほしい。日本社会にこんなに売り手市場の業種も珍しいと思います。介護業界は、そのような理由から、離職しても安心な環境になっているのです。

みんなが介護をやめる建て前上の理由は?

ここからが本題。みんなが介護職を辞める理由をご紹介したいのですが、先にご紹介するのは「職場向け」の「建て前」となる理由です。

職場の上司や雇用主など、本音を出せない相手がいるのが縦社会。

そういう相手に「そろそろ辞めたいんですよね…」って、ちらっちらっと伺いを立てるときに私の周りの職員が使う理由をご紹介します。

体がつらくて…」体調不良を利用にする!

介護職についていて、もっとも多く聞く理由がこれです。介護職はどうしても(ボディメカニクスを使っても、職員同士協力しても)、体が痛くなるものです。

どうしても、心が病むものです。

そういうときは、正直に言っちゃいましょう。介護職は、上司も介護職であることが多いです。

一般企業だと、その課に配属されていない人事課とかもいるかもしれませんが、介護職はほぼそういうことはありません。

介護職の先輩として、介護職のつらさをわかっている人が多いです。どうしても、「体がつらくて…」という理由は、自分自身否定できないのです。

「親(子供)の面倒を見なきゃいけないので…」介護を理由にする!

次に多いのが、この「他人の世話が必要」という理由です。

介護職に入職する人で、特に他職から転職してきた人の中にはかなり、「親の介護が一段落したから」という人がいます。

ですが、介護は終わりの見えないもの。介護職として、そのような家族のつらさは重々理解しています。

若い女性のパートさんは、自分の子供が幼稚園小学生だったりすると、子供の世話にかかりっきりになったりします。

どうしても、人間を扱う特殊な仕事として、家族を引き合いに出されると無理に引き止めることはできないようです。

その他、「同じシフトを続けられなくなったこと」を理由にする

介護職はすべて、シフト制の仕事内容となっていると思います。

そこをつくと、上司としてはぐうの音も出ません。

たとえば、車が使えなくなった(事故や、経済的な面など)などは多いですね。同じ理由で多いのは、「学校に通う」という理由でシフトに迷惑をかけるからというものです。

介護職は、高給取りではありません。

詳細はここでは省略しますが、介護職から転職して収入を増やす方法としてよく使われているのが「看護師(理学療法士、作業療法士)になる」です。

国家試験を取るために、学校に通いなおす訳です。

特に看護師は、2年間という短い期間、学校に通って取る資格になりますので、よく用いられます。

「看護師になりたいから全日制の学校にいく」という方針もありますし、「看護学校の授業料の関係で、学校の提携病院で働くことになる」とかですね。

仕事をする上で「より高いレベルに進みたい」という理由は、たとえ離職することになっても、上司の評価はやっぱり高いですね。

みんなが介護をやめる本当の理由トップ3!

ここまでは全てかりそめ…

みなさん、お待たせしました。ここからが本当の本題です。私がもっとも語りたかったところであり、皆さんがもっとも見たかった内容だと思います。

介護職で転職を決定的にした理由…もはや、3つでは足りないほど(論文書けるレベル!?)なのですが、今回はその中で厳選したもの3つをご紹介します。

これはもちろん、ノンフィクション。私が職場で退職する人から直に聞いた理由となります。

1位 金!世の中やっぱり金やでホンマ!

まず第一に挙がるのが金です。給料です。

介護職はとにかく低賃金重労働の代表のような職場です。労働内容に対して給料が見合っていない!これです。

私立四大法学部卒の私が介護職についた初めての基本給が12万円だったことからもわかるとおり、介護職の給料体系はヒジョーにキビシー!!

もちろん、夜勤手当や処遇改善などで底上げはされるのですが、この手当てが施設によって大きく違っています。

特に、利用者の介護度や困難度(介護度=困難度じゃないんですよね…)が重いときに、低賃金を身にしみて苦しいと感じることが多いみたいです。

介護職では、冗談交じりとはいえ「次の職場どこにするー?」とかいって新聞の求人広告を見ている職員も多く見られ、給料の話が多いですね。

2位 お前と一緒になんか働いてられるか!

介護職の2大離職理由のもうひとつが人間関係です。

男女均等…といわれつつ、適材適所の関係からやはり女性のほうが多く、力をつけがちな介護業界。

中に入ると、派閥と噂と悪口のオンパレードです。うまくグループに取り入れられれば別段、そうでない場合にはただ仕事場に来るだけでもため息…なんていうこともよくある話。

若くて生意気な新人…年の行った技術はないけど知識は凝り固まった新人…同僚は給料のことで愚痴ばかり、理想ばかりの上司は指示ばかりでふんぞり返って自分は事務所にこもっている…無能相談員は現場を見に来ないので利用者の重症度を理解してもらえない…

他の職種と違って、客から理不尽な扱いばかりを受けるのも介護業界の悲しいところ。

こちらが手を尽くせば尽くすほど、危ない行為は増え、事故も増え、最終的には殴られ、蹴られ…汚物処理に手を焼き…時間に追われ体力に追われ…

現役介護福祉士である私としては、利用者からの理不尽な抵抗というものも実は上司の手腕不足が一番大きな原因だと思っています。

「利用者が不穏になるのはあなたの対応が悪いからでしょ!なんとかしなさいよ!」

知識がなかったり、関心が低かったりする上司からはこんな言葉が出ます。
そんなとき、「もう仕事なんかしていられるか!!」と叫びたくなるわけですね。

違うんですよ、利用者が不穏になるのは対応だけが原因じゃないんですよ!
…今回はその話じゃなかったですね。すみません。私もこうでした(今もそうかも?)。

そうです、あなたが今頭に浮かべたあの人のことです。人間関係のトラブルは、介護職には切っても切れない関係なのです。

3位 実は友達に誘われちゃったんだよね…

最後に、介護職ならではの理由をご紹介します。

介護職は離職率の高い職場ですが、次の職場を決定する理由で割と多いのが、「知っている人がいるから/紹介してくれたから」というものがあります。

今の職場をやめたいけど、知らないところに突然行くのは怖い…そんなとき、かつての知り合いのところへ行ってちょっとでもそんな不安を少なくしようと思うのは仕方のないこと。

また、今の職場を仲のいい同僚がやめてしまうからどうせなら一緒に…というのも割りとよくあります。

特に、仲のいい同僚が「この職場良くないよ…」と日々愚痴をもらしていれば、自分ははじめそれほど思っていなくてもだんだんとその施設の悪いところばかりが見えてくるものです。

同僚だけでなく、少し公的な理由として「良くしてくれた上司が変わってしまうから」というものがあります。

上司の力は実は介護施設においてもやはり重要で、施設の運営や、業務方針、就業規則などをはじめとした就労環境が大きく変わってしまうので、働きづらくなるというのを前面に出します。

「えっ、そんな大したことない理由で!?」と思われるかもしれませんが、星の数ほどある介護施設の中から、次の施設として選ぶ重要な要素の一つであることに間違いありませんね。

ちなみ!に退職願に理由を書く必要なし!

以上のようにいろいろな理由で転職をみなさんしているわけですが、そのとき必要なのが「退職願」です。
(本音の部分の理由しかないよ…)と思ってお困りのみなさん、安心して下さい。

日本の社会常識として、退職願には「どんな理由があっても”一身上の都合により”退職」でかまいません。

おそらく、退職時には「何故退職するのか」ということを聞かれることと思いますが、面談時には「まぁ…いろいろあって」程度に済ませる人も多いようです。

正直、語りつくせないほどの文句があるから転職するわけですしね。

さくっと次の勤務先を決めるために、おススメするのがコレ!

理由はいろいろあれど、「いざ退職!」と思ったときに私が絶対におススメするのが、「次の勤務先に目星をつけておく」ことです。

せっかく取った資格ですから、別業界に移ってしまうのはもったいない!せっかくなら介護職で別の施設を探して見ましょう。知り合いがいるなら、コネをたどるのもよいと思われます。

ですが、介護職の離職理由で多い、人間関係のトラブルでやめていく場合には知り合いをたどるのも危険。

そこで、まったく第三者的視点から、インターネット上で転職先を探すサービスはいかがでしょう?

最近では転職エージェントを利用して転職するのが主流みたいですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

介護職は転職がとても軽い業種です。ただでさえつらい仕事が、取り返しのつかなくなるほど深みにはまってしまう前にさくっと転職して「介護を楽しむ!」これこそが、介護職を長く続けるコツですよ!